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インプラント治療における二次オペとは?
2021年8月24日
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
インプラント治療において、2次オペというものがケースによって行われることがあります。一体どのようなことを行うの?という患者さんからの質問もありましたので回答させていただきます。
基本的に2次オペが必要となるケースは、「インプラント2回法」となります。
1回法の場合においては、歯肉の上にキャップが出てくるため最終的な被せ物に移行する際はキャップを外して入れ替えるだけで良いのですが、2回法の場合は一旦歯肉の下にキャップを隠し治癒を促進するため、最終的な被せ物に移行する時期になったら一度、歯肉を切開して開けて処置を行う必要性があります。
切開といっても大きく切開をして開けるわけではなく、インプラントを入れた真上だけを部分的に切り取ってキャップを交換します。
最近はサージカルガイドを使用したオペを行うため、埋入位置が正確にわかるため2次オペ時にも一次オペで使用したサージカルガイドを使用してインプラント部位のパンチングだけで行っています。
まとめると2次オペで行うことは
・歯肉の上にキャップが来るように入れ替える
・オステルを使用しインプラントと骨の結合状態を把握する
上記がメインとなってきます。
麻酔は部分的に行っていきますが、1/3程度であり大量に麻酔をするわけではなく時間も15分弱ぐらいで終了します。
2次オペでオステル数値が特に問題なければ、1週間後に型取り用のスキャンを行って被せ物を作成する流れとなってきます。
1回法の場合は上記の切開部分がないため、オステルで問題なければそのままスキャンするだけですので回数的には1回だけ短縮されますね。
インプラントで気になることがある方は、ご質問ください。
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