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インプラント、1回法と2回法の分け方
2024年2月14日
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
インプラント治療の1次オペに関して、1回法と2回法が存在します。
1回法とはインプラントを埋入し、粘膜の上にキャップが来ることもしくは、被せ物まで装着すること。
2回法とはインプラントを埋入し、軟膜の下、骨レベルでキャップが入ること。
2回法の場合は、インプラント後はインプラントする前と粘膜の状態は変わらず口腔内には露出しません。
それぞれメリットがあります。
1回法の場合は、オペ当日から粘膜の上にキャップがくるもしくは、被せ物が入るため2次オペの必要がありません。期間をおいて落ち着いたらすぐ最終的な被せ物の型取りができるのです。
2回法の場合は、粘膜の下にキャップが来るため、感染リスクがありません。
粘膜の上にキャップや被せ物があることは利点ですが、汚れも付着するためしっかりとケアを行わなければ感染してしまう可能性もあります。
手前が1回法、奥が2回法を用いました。
手前までは清掃がしっかりできそうということと、初期固定や骨の状態も良好。
奥も初期固定は良好でしたが、部分的に骨を足したこともありより慎重にということで2回法を選択しました。
最終的には全て粘膜の上にきますので変わりありませんが、口腔内の清掃状態や、歯周治療の進行状況により変える場合もあります。
コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
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