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インプラントの寿命は何年?使えなくなった時の治療法と長持ちさせるコツ
2026年1月26日

インプラントは失った歯を取り戻したり、審美性を高めたりしたい方におすすめの治療法ですが、インプラントそのものの寿命は永遠ではありません。
一定の年数が経過すれば劣化や不具合が起こることもあるため、平均的な寿命やその兆候などを知っておくと便利です。
また、インプラントは適切なケアによって寿命を延ばせる可能性が高まります。
この記事では、インプラントの平均的な寿命や寿命を迎える兆候、寿命を延ばすコツや、逆に短くなる原因などについて紹介します。
インプラントの寿命や長く使うコツが気になる方は参考にしてください。
インプラントの平均寿命は約10~15年

一般的に、インプラントの寿命は約10〜15年とされています。
ただし、この寿命には使用状況やメンテナンスの頻度が影響するため、適切なケアを継続することが重要です。
ここでは、インプラントの寿命や長持ちさせる可能性、埋入位置による違いなどについて紹介します。
メンテナンス次第ではさらに長くできる可能性も
インプラントの寿命は約10~15年ですが、あくまで一般的な目安であり、メンテナンスによってはそれよりも長くなったり短くなったりする可能性があります。
長持ちさせたい場合には、歯科医院が指定する頻度で定期メンテナンスを行い、歯科医師によるチェックや清掃などを心がけましょう。
医師のチェックによってインプラントの状態を把握し、噛み合わせやインプラント周囲炎の兆候などがあっても早期の発見が期待できます。
また、日々のセルフケアも重要です。
歯科医院の定期メンテナンスで歯ブラシやフロスなどの使い方について指導を受け、日頃から口腔状態を清潔に保つなど、毎日のお手入れも寿命を延ばすポイントになります。
逆に定期メンテナンスやセルフケアを怠っていると、インプラント周囲炎などのリスクが上がり、結果的にインプラントが脱落する恐れがあります。
前歯と奥歯で平均寿命が変わる?
奥歯は噛む力が強く、前歯よりも負担が大きくなる傾向にあります。
そのため、奥歯のインプラントは前歯よりも摩耗が早く進み、寿命が短くなるケースもあります。
摩耗が進むのは避けられませんが、定期的な検査で医師がチェックを行い、必要に応じて調整や修理をすることで、寿命の差を減らしやすくなるでしょう。
インプラントの寿命が来たらどうすればいい?

インプラントが寿命を迎えると不具合が起こり、修理や再治療が必要になります。
ここでは、修理・交換が必要な理由や再治療、寿命を迎えた際の対応などについて紹介します。
上部構造の修理・交換
インプラントは上部構造が劣化すると修理や交換が必要になります。
上部構造は噛み合わせや摩耗の影響を受けやすく、使用期間が長くなると破損の可能性が高まるためです。
素材の欠けやネジの緩みが起きた状態でそのまま使用すると噛む力が不均等になったり、周囲組織への負担が増えたりするため、早めの対応が必要です。
ただし、劣化が起きたからといって寿命を迎えたわけではなく、インプラントそのものに不具合がなければ、上部構造のみの修理・交換で済むことも多いです。
医師のチェックを受けていれば早期に不具合を発見しやすいため、定期メンテナンスは欠かさずに行ってください。
再治療
土台部分であるインプラントに問題が生じた場合は再治療が必要です。
骨と結合する部分が弱くなると安定性が失われやすくなり、支える力が不十分になって機能低下が進んでしまうためです。
再治療では一度インプラントを外し、骨の状態を整えてから再埋入を行う方法が一般的です。
骨の吸収が見られる場合には骨造成治療を併用することもあります。
最初のインプラント治療よりも難しい治療になる可能性があるため、経験豊富な医師とよく相談したうえで治療計画を決めましょう。
保証制度の確認を
インプラントの不具合により治療を受ける際には、必ず保証制度の適用範囲や適用条件を確認しましょう。
保証制度は修理や再治療に対応する範囲が決められており、適用されれば費用負担を抑えられます。
ただし、保証制度の利用は定期メンテナンスや適切なケアが条件になっていることが多いため、日頃からの取り組みは欠かせません。
当院・静岡石田インプラントセンターでは、定期的なメンテナンスを受け、インプラント周囲炎の予防を心がけている患者さんであれば10年保証をご利用いただけます。
不具合を感じた場合には早めに受診し、保証制度の利用についても相談してみてください。
寿命を迎えたら放置せず早めに対応する
インプラントが寿命を迎えた状態で放置することは、口腔の状態を悪化させる原因です。
噛み合わせの乱れが起きやすく、周囲の歯に負担をかけ、歯列の乱れや細菌感染などのリスクが上がります。
そのまま放置しておくとインプラントだけではなく、健康だったほかの歯まで失う可能性も高くなってしまい、結果として治療の費用や身体への負担が大きくなることも考えられます。
早めの対応が大切になるため、以下のような症状が出た際には早めに受診してください。
- 噛んだ時に痛みがある
- 不快感
- 腫れ
- ぐらぐらと動く など
このほかにも「普段と違うかもしれない」と気付いた場合には、何らかの不具合が起きている可能性があります。
「気のせいかな」と考えず、すぐに医師へ相談しましょう。
インプラントの寿命が短くなる原因は?

インプラントの寿命は、患者さんの健康状態や生活習慣に影響されることがあります。
ここでは、インプラントの寿命が短くなる複数の原因について紹介します。
喫煙習慣がある
喫煙習慣はインプラントの寿命を短くする原因のひとつです。
喫煙によって血行が悪化し、歯茎や骨の回復力が低下すると、インプラントが骨としっかり結びつかず、安定性が失われやすくなるためです。
また、インプラント周囲炎のリスクを上げる原因でもあります。
インプラント周囲炎
インプラント周囲炎は、インプラント周辺の歯茎に炎症が生じる病気です。
インプラント周囲炎が進行するとインプラントを支える骨が吸収され、インプラントの安定性が低下し、場合によっては脱落が起こることもあります。
原因はメンテナンスや清掃不足などから起こる細菌の増殖が挙げられるため、定期メンテナンスや日常的なケアは欠かせません。
初期のインプラント周囲炎であれば進行を食い止めやすく、インプラントが脱落するような重度の状態にする前にケアできることも多いです。
以下のような症状が出た場合には、注意して観察してみましょう。
- 歯茎が腫れている
- ブラッシングやフロスで出血する
- 口臭が強くなったような気がする
このような症状はインプラント周囲炎の初期症状で見られることがあり、放置するとさらに悪化してしまいます。
気付いたら早めに受診し、もしインプラント周囲炎であればすぐに治療しましょう。
糖尿病
糖尿病はインプラントの寿命を短くする可能性があります。
骨代謝のバランスが崩れやすく、埋め込んだインプラントとうまく骨結合できない場合があるためです。
また、糖尿病は免疫機能が低下し、感染症にかかりやすくなるため、インプラント治療後も感染症のリスクが高まる可能性があることには注意が必要です。
このほか、糖尿病の患者さんはインプラント治療後に傷が治りにくかったり、周囲の骨の吸収が進んだりするケースが見られます。
歯ぎしり・食いしばり癖
歯ぎしりや食いしばり癖もインプラントの寿命を縮める原因です。
このような癖があるとインプラントに過剰な力がかかり、土台や上部構造に負担をかけやすくなります。
インプラントが低品質
インプラントの品質も寿命に関わります。
特に、安価で低品質なインプラント治療はインプラント耐久性が低かったり、医師の経験や技術が不足している可能性があるため、さまざまなリスクを考えたうえで検討したほうがよいでしょう。
インプラント治療は費用が高額になることが多いですが、医療費控除やデンタルローンなどを活用し、負担を抑える方法もあります。
費用面でお悩みの方は、そのような方法を取り入れるのもおすすめです。
インプラントを長持ちさせるコツは?

生活習慣の見直しや適切なメンテナンスによって、インプラントの寿命を延ばしやすくなります。
ここでは、インプラントを長持ちさせるためのコツについて紹介します。
禁煙する
喫煙習慣のある方は、インプラント治療を機会に禁煙することをおすすめします。
喫煙は歯茎や骨の血行を悪化させ、インプラントと骨の結合を阻害する原因です。
インプラントのぐらつきや周囲の組織が炎症を起こしたりするリスクが高まるため、喫煙はインプラント治療との相性が悪いといえます。
ただし、患者さんによっては禁煙することが難しい場合もあるでしょう。
その際には禁煙補助グッズを使ったり禁煙外来を受診したりするなどの方法もおすすめです。
定期メンテナンスとセルフケアはしっかり行う
インプラントを長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスとセルフケアが欠かせません。
医師の定期的なチェックを受けることで、インプラントやインプラント周辺、口腔全体の問題を早期に発見し、必要なケアを進めやすくなります。
また、日頃の歯磨きやフロスの使用も重要です。
インプラントの周囲に細菌が溜まるとインプラント周囲炎を引き起こし、寿命を縮める原因になるため、毎日のケアをしっかり行いましょう。
定期メンテナンス時に歯磨きやフロスのコツについて指導を受けるのもおすすめです。
基礎疾患のケアをする
糖尿病のような基礎疾患のある方は、インプラント治療前に基礎疾患の管理を行い、治療後も専門医の指導を受けながら病状をコントロールしましょう。
例えば前述の通り、糖尿病の影響で感染症のリスクが高まったり、周囲の骨の吸収が進みやすくなったりするなどの恐れがあります。
また、病状のコントロールは健康的な生活のためにも欠かせません。
インプラントの寿命を延ばしながら生活の質を保つためにも、ぜひ意識してください。
歯ぎしり対策をする
歯ぎしりや食いしばりの癖がある場合は、対策としてマウスピースを使用するのもおすすめです。
マウスピースを使えば、就寝中の歯ぎしりや食いしばりでインプラントに過剰な負担をかけづらくなります。
対策のためのマウスピースは歯科医院で対応できるため、歯ぎしりや食いしばり癖が気になる方は医師に相談してください。
品質の高いインプラントを選ぶ
信頼度や品質の高いメーカーのインプラントを選ぶことも重要です。
あまりにも格安のインプラントを選んだ場合、思ったような治療効果が得られず、結局「インプラント治療の意味がなかった」と思うことになりかねません。
インプラント治療を行う歯科医院では、公式サイトなどで治療に使うインプラントを紹介していることも多いです。
そのような情報もチェックして、品質の高いインプラントによる治療を検討しましょう。
当院では「ストローマンインプラント(ストローマン社)」や「DIOインプラント(DIOデジタル株式会社)」など、品質の高いインプラントによる治療をご提供しています。
使用するインプラントについて疑問や不安のある方は、お気軽にご質問ください。
まとめ
インプラントの寿命は一般的に約10~15年ですが、メンテナンス次第ではそれより長くなったり短くなったりすることもあります。
もし寿命を迎えた場合、放置すると口腔環境の悪化やインプラントの脱落などが起こる恐れがあるため、早めに受診しましょう。
インプラントの寿命を延ばすためには、歯科医院での定期メンテナンスや、日常の丁寧なセルフケアは欠かせません。
品質の高いインプラント治療を受けるとともに、治療後のケアもライフスタイルに取り入れながら、インプラントと長く付き合っていきましょう。
静岡石田インプラントセンターでは、患者様が長くインプラントを使えるよう、定期メンテナンスの実施やセルフケアのアドバイスなどを行っています。
また、保証制度も用意しているため、万が一の不具合や再治療にも備えやすくなっています。
インプラント治療を検討し、「長く使い続けたい」「寿命を少しでも延ばしたい」と考えている方は、当院でお気軽にご相談ください。
