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インプラントとブリッジはどっちがいい?それぞれの特徴や違い・選び方

2026年1月26日

インプラントとブリッジはどっちがいい?それぞれの特徴や違い・選び方

失った歯の治療方法は複数ありますが、中でもインプラントとブリッジは比較されることの多い選択肢です。

どちらもメリットがあり、「インプラントとブリッジのどちらにしよう」と迷う患者さんもいるのではないでしょうか。

迷った際にはインプラントとブリッジの治療内容やメリット、注意点などについて知っておくと選びやすくなります。

この記事では、インプラントとブリッジのそれぞれの特徴や違い、迷った際に意識したい比較ポイント、費用面の負担を軽減する方法などについて紹介します。

インプラントとブリッジの選択に迷っている方は参考にしてください。

インプラント治療なら静岡石田インプラントセンター

インプラントとは

インプラントとは

インプラントは失った歯の部分に人工歯根を埋入し、上部に人工歯を装着して噛む機能を回復させる方法です。

自然な見た目や自分の歯のような噛み心地を希望する場合に検討される治療で、歯を失った方から注目を集めています。

ここでは、インプラントのメリットや注意する点などについて紹介します。

インプラントのメリット

インプラントは人工歯根を骨に埋め込むため安定性が高くなる特徴があり、さまざまなメリットがあります。

以下がインプラントの代表的なメリットです。

  • 周囲の歯を削らずに装着できる
  • 強く噛み締められる
  • 見た目が自然で審美性が高い
  • 顎の骨が痩せづらくなる

インプラントは周囲の歯を削らない治療のため、健康な歯にダメージを与えず、口腔の健康を保ちやすくなっています。

強い力で噛み締めることや審美性の高さ、インプラントによる刺激で顎の骨が痩せにくくなるなど、生活の質を維持しやすいこともメリットです。

インプラントの注意点

一方、インプラントには注意しておきたいポイントもあり、特に外科的処置や骨造成の可能性、費用面などは事前に理解しておく必要があるでしょう。

具体的には以下のような点が挙げられます。

  • 外科的処置(外科手術)が必要
  • 骨量が不足していた場合は事前に骨造成の治療が必要
  • 保険適用外で費用が高額になりやすい

インプラントの埋入には外科的処置(外科手術)が必要なため、人によっては悩むかもしれません。

また、骨量が不足している場合はインプラントを埋め込めないため、事前に骨造成の治療も必要です。

また、基本的に自由診療で保険適用外のため、費用負担が大きくなる一面もあります。

ブリッジとは

ブリッジとは

ブリッジは失った歯の両隣を支えにして被せ物を連結し、噛む機能や見た目を補う方法です。

保険診療の対象になるケースも多く、費用面を重視した治療も可能です。

ここでは、ブリッジのメリットや注意しておきたいポイントなどについて紹介します。

ブリッジのメリット

ブリッジは人工歯根を埋め込むインプラントと異なり、失った歯の両隣にある歯を利用して被せ物を固定する治療法です。

代表的なメリットには以下があります。

  • 外科処置を行わずに治療できる
  • 固定式で入れ歯よりも噛みやすい
  • 治療期間が短い
  • 保険診療の対象になるケースが多い
  • 天然歯に近い見た目を再現しやすい(自由診療の場合)

外科処置をしなくても被せ物を固定できるため、身体への負担を軽減しやすく、入れ歯と比べると噛みやすい特徴があります。

また、治療回数も2回程度、期間にすれば2週間ほどで完了することも多く、定着まで数か月必要なインプラントよりも早く治療を終えられる点もメリットです。

選ぶ素材などにもよりますが、保険診療の対象になることが多いのもメリットでしょう。

ブリッジの注意点

ブリッジの注意点として押さえておきたいのは、ほかの歯への影響や装置の寿命です。

具体的には以下のような点が考慮ポイントになるでしょう。

  • 両隣の歯を削る必要があり、ダメージを受ける
  • 保険診療の場合、平均寿命が約7~8年

ブリッジは被せ物を固定するために両隣の歯を削る必要があります。

そのため、両隣が健康な歯であっても負担がかかる点は注意が必要です。

また、保険適用されることもあるのがブリッジの魅力のひとつですが、その際の平均寿命は約7~8年であることが多く、インプラントよりも短くなっています。

ただし自由診療の場合は選べる素材が増えるため、寿命の長いものを選べば約10年以上もつこともあります。

インプラントとブリッジで迷った際のチェックポイント

インプラントとブリッジで迷った際のチェックポイント

インプラントとブリッジはそれぞれ特徴やメリットなどが異なっており、「どちらを選ぶべきか」と迷う方もいるかもしれません。

ここでは、インプラントとブリッジで迷った時に考えたいチェックポイントを紹介します。

耐用年数を考慮する

インプラントやブリッジは長期間使用を想定した治療のため、それぞれの寿命を確認しておきましょう。

インプラントは平均約10年の寿命といわれていますが、適切なメンテナンスによって20年以上使えるケースも珍しくありません。

一方、ブリッジは保険診療の平均寿命が約7〜8年です。

寿命の違いは生活の質や今後の治療計画に関わるため、将来的な治療のことも考慮して検討しましょう。

審美性を重視するかどうか

審美性を重視したい方は、それぞれがどの程度、理想の仕上がりに近づけられるか考えましょう。

インプラントは自然な歯列に近い形を再現しやすい特徴があります。

ブリッジの場合、自由診療の素材を選べば自然な見た目に近づけられますが、保険適用の治療の場合はその限りではなく、見た目が気になってしまうこともあります。

特に前歯の欠損を治療する際、見た目が気になる方も多いのではないでしょうか。

医師に相談して過去の症例や使用する素材を見せてもらい、判断材料にするのもおすすめです。

歯を削るかどうか

治療前に歯を削る必要があるかどうかも重要です。

インプラントは人工歯根を骨へ埋入する構造を採用するため周囲の歯を削らずに治療できます。

一方でブリッジは両隣の歯を削る工程が必要で、削られた歯には負担がかかります。

両隣が健康な歯でもブリッジ治療のためには削らなくてはいけません。

将来的に削った歯が弱くなるリスクもあるため、注目ポイントのひとつとして考えましょう。

費用面の比較

治療に必要な費用を比較するのも重要で、費用総額や保険適用の有無もチェックしておきましょう。

インプラントは基本的に自由診療で費用が高額になりやすいですが、ブリッジは素材によっては保険診療の適用対象になるため、費用負担を抑えたい場合には適しています。

ただし、保険診療で使われる銀歯やレジンは、自由診療で使うセラミックと比較すると経年劣化が起こりやすく、長い目で見た場合、費用がかさむことになる可能性もゼロではありません。

また、治療する歯の本数や使用する素材によっても総額が変わるため、歯科医院でそれぞれの見積もりを取って比較するのがおすすめです。

インプラントとブリッジはどっちがいい?おすすめな人

インプラントとブリッジはどっちがいい?おすすめな人

インプラントとブリッジはどちらも歯を失った治療法として有効ですが、人によってどちらがよいかは異なります。

ここでは、どんな患者さんにインプラント、あるいはブリッジが向いているかについて紹介します。

インプラントがおすすめな人

インプラントは周囲の歯を守りながら噛む働きを回復させ、見た目を整えたい患者さんに向く治療です。

人工歯根で支える構造のため健康な歯へ負担が掛かりにくい点が特徴になります。

周囲の歯と調和しやすい仕上がりが期待でき、審美性を重視したい方にもおすすめです。

また、人工歯根を直接埋め込むため、ブリッジのように土台にするための隣接する歯がなくても対応できます。

噛む力の再現性も高く、自分の歯のようにしっかり噛み締めて食事が楽しめるのも、インプラントならではの魅力でしょう。

ブリッジがおすすめな人

ブリッジは外科処置を避けたい、短期間で噛む働きを整えたい、インプラント治療が選択しづらいなどの希望や事情を持つ患者さんに適しています。

治療の流れが比較的早い点や、保険診療を選べば費用面の負担を抑えやすい点も特徴です。

また、ブリッジは両隣の歯を支台として連結構造を装着する仕組みのため、インプラントのように外科処置による負担がかかりません。

顎の骨の状態などによってはインプラントが選択できない方も、失った歯の両隣に支台になる歯があればブリッジが可能になり、治療を諦めずに済むでしょう。

インプラント治療なら静岡石田インプラントセンター

インプラントの費用を抑える方法

インプラントの費用を抑える方法

インプラントを選ぶ際、高額な費用が気になる方も多いかもしれません。

ここでは、インプラントの費用を抑えるために有効な「インプラントブリッジ」や利用できる公的制度、保証制度、デンタルローンなどについて紹介します。

インプラントでブリッジを支える方法を選ぶ

インプラントの費用を抑えたい場合、「インプラントブリッジ」という治療法を選択するのもおすすめです。

インプラントブリッジとは、数本のインプラントを支柱として埋め込み、ブリッジをかける方法です。

インプラントの費用は使用するインプラントの本数で変わりますが、インプラントブリッジで本数を減らせば費用の軽減につながります。

複数の歯を失っていてもインプラントブリッジで対応できるケースがあるため、気になる方は医師と相談してみてください。

医療費控除や高額療養費制度の利用

インプラントは医療費控除や高額療養費制度の対象になることもあります。

医療費控除とは年間に10万円以上(または年間所得の5%の少ない方)の医療費がかかった場合、所得税が控除される制度であり、治療目的であれば自由診療のインプラント費用も対象です。

また、インプラント治療は原則自由診療ですが、国が定める条件を満たすごく限られたケースでは、保険が適用されることがあります。

保険適用のインプラントの場合、保険診療の医療費が自己負担限度額を超えた場合に、払い戻しが受けられる「高額療養費制度」の対象となる場合があります。

詳しくは別記事「インプラントを保険適用で受ける条件とは?相場と費用を抑える方法も解説」で紹介していますので、気になる方は併せてご覧ください。

保証制度の確認

インプラントは保証制度があり、使用中に破損や脱落などの問題が生じた場合に治療費が補填される場合があります。

保証期間や保証条件などを把握しておけば、後から予想外の不具合が起きた際にも治療を受けやすくなるでしょう。

ただし無条件で保証制度が適用されるわけではなく、歯科医院やメーカーの定める条件を満たす必要があります。

当院では、インプラント周囲炎防止のための定期的なメンテナンスを受けていただいている場合、10年保証の適用が可能です。

保証制度についてより詳しく知りたい方は、当院でお気軽にご相談ください。

デンタルローンの活用

インプラントの費用を一括で支払いづらい場合には、デンタルローンの利用もおすすめです。

デンタルローンはインプラントや歯列矯正、ホワイトニングなど高額な歯科治療の費用を分割払いで支払えるローンです。

費用総額を分割し、毎月一定額を支払えるようになるため、初期の負担を抑えながら計画的な治療が受けられます。

ただし金融商品のため、申し込み後に審査があることや、金利がかかることは理解しておきましょう。

デンタルローンの金利の目安は2.5~8.0%で、比較的低い設定になっています。

場合によってはクレジットカードで3回以上の分割払いやリボ払いを選んだ時の金利(平均8.0~18.0%)よりもお得になることがあるため、自分に合った支払い方法を選びましょう。

まとめ

失った歯の治療法として有効なインプラントとブリッジは、どちらも一長一短があり、選ぶ際に迷うこともあります。

インプラントは周囲の歯を削らずに噛み締める力や審美性を回復させますが、一方で費用が高くなることも多いです。

ブリッジは保険診療になるケースがある反面、インプラントよりも機能の回復や審美性で劣る傾向にあります。

どちらを選ぶかは、患者さんご自身がどのようなメリットを優先するかによって決定するとよいでしょう。

また、医師とじっくり相談して決めるのもよい方法です。

静岡石田インプラントセンターでは、インプラントとブリッジで迷っている方にもご相談いただけます。

患者様の症例や状態に合わせ、適した治療法を提案し、満足していただける結果を目指しています。

失った歯の治療法でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

インプラント治療なら静岡石田インプラントセンター

この記事の監修者

小嶋デンタルクリニック 理事長 / 歯科医師小嶋隆三
小嶋隆三

経歴

  • 2013年 小嶋デンタルクリニック開設
  • 2023年 医療法人社団 GRIT 設立
  • 2023年 コロンビア大学歯学部歯周病学分野所長兼准教授(1987-2015)
  • 台北医科大学教授、学部長(2017-2023)ピーター・ワン先生の講座へ入局

所属学会・所属団体

  • 歯科医師臨床研修指導医
  • 公益社団法人日本歯科先端技術研究所 インプラント認証医
  • BPS(精密義歯)クリニカル国際認定医
  • 公益社団法人日本口腔インプラント学会
  • ISOI(国際口腔インプラント学会) インプラント認定医
  • 日本顎咬合学会
  • 日本スポーツ歯科学会
  • 日本抗加齢医学会
  • 日本歯科医師会
  • 静岡市歯科医師会 2020-2022 理事
  • 静岡市介護認定審査委員

メディア掲載