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インプラント治療費にローンは使える?費用を抑えるコツも紹介
2026年1月26日

インプラント治療は一般的に自由診療のため、費用が高額になることが多いですが、支払いの際に「分割払いしたい」と考える方もいるかもしれません。
実際、デンタルローンやクレジットカード払い、歯科医院独自の分割払い(院内分割)が使える歯科医院も多いです。
分割払いの方法を選ぶ時、それぞれの特徴やメリット・デメリットを知っておくと、無理なく支払えるでしょう。
この記事では、インプラントの分割払いの種類や特徴、メリット・デメリット、実際のインプラント治療の費用目安や、費用を抑えるコツなどについて紹介します。
インプラント治療の費用の支払い方法に悩んでいる方は参考にしてください。
インプラントでローン払い・分割払いはできる?

インプラントは基本的に自由診療のため、費用が高額になります。
そのため、一括払いではなく分割払いを希望する方もいますが、インプラント治療で使える分割払いは何があるのでしょうか。
ここでは、インプラント治療で使える分割払いの方法について紹介します。
デンタルローン
デンタルローンは歯科治療の高額な自由診療の費用を分割払いするためのローン商品で、金融機関が提供しています。
支払いの具体的な流れとしては、金融機関が患者さんの治療費を一括で歯科医院へ立て替えて支払い、その後に患者さんが金融機関に立て替え分を返済していく形になります。
デンタルローンを利用することで月々一定の支払い額になるため、計画的に治療を受けやすくなるでしょう。
また、インプラントの費用を治療スタート時に一括払いできない方にもおすすめです。
利用には金融機関の審査が必要となり、金利手数料がかかるため事前に確認しておきましょう。
クレジットカード払い
歯科医院が対応していれば、クレジットカード払いを利用する方法もあります。
クレジットカードの多くは支払い方法に分割払いがあり、返済回数も3~24回、または36回など、患者さんの都合で利用しやすくなっています。
利用時には分割手数料が発生するため、支払総額はインプラントの治療費総額よりも高くなる点には注意しておきましょう。
歯科医院独自の分割払い
一部の歯科医院では、デンタルローンやクレジットカード払い以外に、医院独自の分割払い(院内分割)制度を提供している場合もあります。
歯科医院にもよりますが、金利手数料がかからないケースもあるため、患者さんの負担を減らせる可能性があります。
一方、「治療が終わる期間内に支払いを終える」といった条件を設けている歯科医院もあり、計画的に支払う必要があります。
院内分割はすべての歯科医院で導入されているわけではないため、利用を希望する際には歯科医院へ確認しましょう。
各支払い方法のメリット・デメリットは?

多くのインプラント治療では分割払いが可能ですが、それぞれの支払い方法にはメリットとデメリットがあります。
ここでは、それぞれの支払い方法のメリット・デメリットについて紹介します。
デンタルローンのメリット・デメリット
デンタルローンのメリットは、治療費が月々の支払いに分割されるため、無理のない返済が可能になることです。
治療費と家計のバランスを取りやすくなる点もメリットでしょう。
一方、金利手数料がかかる点はデメリットです。
金利手数料が高いデンタルローンの場合、支払い総額が予想以上に増えるケースがあります。
このほか、金融機関で行われる審査に時間がかかったり、審査に通過しなければローンが使えないため、治療計画に影響がある可能性も考慮しておきましょう。
クレジットカード払いのメリット・デメリット
クレジットカード払いのメリットは、分割払いやリボ払いなど患者さん一人ひとりの都合に合わせた支払いができることです。
また、クレジットカードによりますが、ポイント還元のような特典を受けられる場合もあります。
デメリットとしては金利が発生する点で、支払い回数によっては支払総額が思ったよりも高くなる可能性があることは覚えておきましょう。
このほか、クレジットカードの利用枠に制限がある場合、治療費全額を一度に支払えないこともあります。
歯科医院独自の分割払いのメリット・デメリット
歯科医院独自の分割払いのメリットは、歯科医院にもよりますが、金利が発生しないケースがあることです。
その場合はほかの支払い方法で発生する金利手数料をカットできるため、費用負担を抑えられます。
また、医院によっては分割回数や1回ごとの返済額に柔軟な対応ができるケースもあり、ライフスタイルに合わせて支払いを進めやすいです。
デメリットとしては、分割払いの条件や支払い回数に制限がある可能性です。
この点も医院によって異なるため、事前に確認し、詳細を理解してから支払い方法を決定しましょう。
デンタルローンの審査や金利手数料は?

デンタルローンを利用する際は、審査や金利手数料などに注目して選びましょう。
デンタルローンの審査は、ほかのローンと同様に、収入や支払い能力をもとに行われます。
審査には時間がかかる場合があり、申し込みをしてから承認が出るまでに数日かかることもあります。
金利手数料はローンの種類や契約内容によって異なりますが、一般的に2.5〜8.0%程度の低金利に設定されているケースが多いです。
金利手数料が高いローンを選んだ場合、返済総額が思ったより高額になることがあります。
また、月々の返済額や金利手数料の有無によって負担の大きさが変わるため、このような事前に情報を確認し、納得してからデンタルローンを申し込みましょう。
インプラントの費用目安は?

インプラント治療の費用は治療内容や使用する素材によって異なりますが、一般的な費用の目安を知っておくと役立ちます。
ここでは、インプラント治療にかかる費用について紹介します。
1本あたりの費用相場
インプラント治療の1本あたりの費用相場は35〜50万円程度です。
使用するインプラントの種類や治療を行う歯科医院の設備などによって幅が出るため、カウンセリングで見積もりを出してもらって確認しましょう。
失った歯の本数が多く、費用面で心配がある場合、「オールオン6」「インプラントオーバーデンチャー」「インプラントブリッジ」などの治療法を選択し、費用を軽減することも可能です。
それぞれの治療内容は以下になります。
| 名称 | 治療内容 |
|---|---|
| オールオン6 | ・6本のインプラントを使用して12本分の人工歯を連結、固定させる |
| インプラントオーバーデンチャー | ・2~6本のインプラントの上に入れ歯を装着する
・インプラントの使用本数を減らせる |
| インプラントブリッジ | ・インプラントを支台にしてブリッジを装着する治療法
・インプラントの使用本数を減らせる |
いずれもインプラントの使用本数を抑えながら良好な結果を目指せる治療のため、気になる方は医師へご相談ください。
骨造成などほかの治療が必要な場合
インプラント治療では、骨量が足りない方は骨造成治療を先に行うことがあります。
この場合は追加費用が発生し、3~30万円程度が目安で、骨造成をする範囲と必要量によって変動します。
このほか、手術で静脈麻酔(静脈内鎮静麻酔)を使用する場合、5〜10万円程度の費用が必要です。
骨造成や静脈麻酔などの追加治療や処置を含むとインプラント治療の総額は上がるため、事前に治療の内容と費用について確認しておきましょう。
インプラントで費用を抑えるコツは?

インプラント治療は費用が高くなりがちですが、素材の選び方や公的制度の利用を検討することにより負担を抑えられます。
ここでは、インプラント治療をする際、費用を抑えるコツについて紹介します。
素材を選ぶ
インプラントの素材には、ジルコニアやチタンなどさまざまな種類がありますが、選ぶ素材によって治療費に幅が出ます。
例えば、ジルコニアアバットメントはインプラントとしての優れた機能のほか、審美性が高い(見た目が美しい)ため、口元の美しさを重視する場合に選ばれることがある素材です。
金属を使用していない点も特徴で、金属アレルギーの方も使いやすいでしょう。
ただし金額が高くなり、費用を抑えた治療を考えている際には注意が必要になります。
費用を抑えたい場合には、チタン製のアバットメントを選ぶ方法があります。
ジルコニアアバットメントよりは安価ですが、耐久性の高さやインプラントに求められる機能を実現する実力は十分です。
保険適用になるか確認
インプラント治療は基本的に保険適用外ですが、特定の条件を満たす場合には保険適用になるケースがあります。
具体的には以下のような条件が求められます。
- 腫瘍や事故の外傷などにより顎の骨を連続して1/3以上失っている
- 生まれつきの疾患により顎骨を連続して1/3以上失っている
- インプラント治療の保険適用条件を満たす医療機関で治療する
保険が適用される場合は自己負担額が減るため、治療の負担が軽くなります。
なお、虫歯や歯周病で脱落した歯をインプラントで治療する場合は保険適用の対象外です。
自分の症例が保険適用になるかどうか、詳しくは医師に確認しましょう。
高額療養費制度(保険診療の場合)
保険診療が適用される場合に限りますが、高額療養費制度を活用することで、自己負担額を抑えることができます。
高額療養費制度は、治療費が一定額を超えた場合に超過分の払い戻しを受けられる制度です。
保険診療の対象になる治療をする方は、事前に制度の詳細を確認し、必要であれば手続きを進めましょう。
医療費控除の活用
インプラント治療は自由診療ですが、審美目的ではなく機能の改善目的であれば医療費控除の対象になります。
医療費控除とは、年間で支払った医療費が世帯合計で10万円を超えた場合、超えた分が控除対象になり、最大200万円まで差し引かれる仕組みです。
ただし、所得が200万円未満の場合は10万円ではなく、所得金額の5%を超えた部分が控除対象になります。
医療費控除はインプラント治療に限らず、一定の医療費を支払った場合に適用されるため、年間の医療費の総額が10万円を超えた場合には利用を検討しましょう。
また、対象になる医療費は患者さん個人のみではなく、生計を同一にする人(配偶者やその他の親族など)の医療費も合算できます。
医療費控除は確定申告で手続きが必要
医療費控除の適用を受けるためには、毎年2月16日から3月15日(土日祝の場合は翌開庁日)に行われる確定申告で手続きを行う必要があります。
また、医療費控除は過去5年間に遡って適用できるため、以前に支払った医療費についても申請することが可能になっています。
5年以内で申告し忘れている年間10万円以上の医療費があれば、次の確定申告でぜひ医療費控除の手続きをしてください。
歯科医院で自分に合ったプランを提案してもらう
歯科医院で自分に適切な治療プランを提案してもらう方法もおすすめです。
歯科医院によっては、患者さんの希望や予算に応じて柔軟な治療プランを提示してくれる場合があります。
例えば、インプラントの本数や治療方法を調整することで、無理のない範囲で治療を進めやすくなることもあるでしょう。
事前に自分の希望を伝え、複数の選択肢の中から適切なプランを選び、費用面の負担を軽減しながら治療を進めましょう。
まとめ
インプラント治療の費用は高額になることが多く、一括払いではなく分割払いを希望する方もいます。
支払い方法にはデンタルローンやクレジットカード払い、歯科医院独自の分割払い(院内分割)などがあるため、自分にとってスムーズに支払える方法を選びましょう。
また、インプラントの費用は素材や医療費控除などによって軽減できる可能性があります。
自由診療でも機能改善目的であれば医療費控除の対象になるため、ぜひ確定申告での手続きを検討してみてください。
静岡石田インプラントセンターでは、インプラントの費用を支払う方法についてご相談いただけます。
また、費用の軽減を考える方にはオールオン6やインプラントオーバーデンチャー、インプラントブリッジなど、インプラントの本数を減らした治療法を提案することも可能です。
費用面や治療法について疑問やご質問のある方は、当院でお気軽にご相談ください。
